第8回 みやぎのふるさと農美里フォトコンテスト入賞作品
「みやぎのふるさと農美里フォトコンテスト」は、『 みやぎの農村の美しい景観・伝統行事・暮らしを再発見 』することを目的に『 農村の美しい景観 』『 農村での伝統行事 』『 農村での暮らし 』をテーマとしてフォトコンテストを開催しています。第8回みやぎのふるさと農美里フォトコンテストでは、県内外各地から58名の方々より110点の作品を応募いただきました。
審査会は、令和3年2月9日（火）に宮城県土地改良会館5階大会議室で開催し、宮城県写真連盟会長を含む4人の審査員による厳正な審査の結果、宮城県知事賞1点、宮城県中山間地域活性化推進協議会長賞1点、水土里ネットみやぎ会長賞1点、学生優秀賞1点、女性優秀賞1点、ふるさと賞3点、入選5点の入賞作品を決定しました。
- 【第8回みやぎのふるさと農美里フォトコンテスト審査会風景】
入賞作品
宮城県知事賞
たんぼ大好き
- 撮影者
- 兵藤博行 様
- 撮影地
- 栗原市
講 評
陽春のやさしい日差しを浴び、田んぼに座り込んで楽しそうに遊んでいる少女の姿がとても可愛らしい写真です。その奥でジャージスタイルで作業する若い男女、不慣れながらも苗を手植えしている光景がとても新鮮に思いました。そよ風になびく早苗や、きらめく水面が良く表現された素晴らしい作品です。
宮城県中山間地域活性化推進協議会長賞
泉ヶ岳に整列
- 撮影者
- 狩野千里 様
- 撮影地
- 仙台市
講 評
泉ヶ岳と里山を望む素敵な田園風景、青空の澄みきった空気感も出て良かったです。広大な水田に並んだ緑色の苗が象徴的に表現され、とても綺麗な風景写真です。
水土里ネットみやぎ会長賞
たのしいな
- 撮影者
- 山本正彦 様
- 撮影地
- 大崎市
講 評
見ているだけでも楽しさが伝わってくる素敵な写真に仕上がっています。最近は、杵臼を見かけることも少なくなってきました。真冬の最中に近所の人たちが集り、世代を超えての楽しき餅つき、この子供にとって素敵な思い出となる事でしょう。後ろで会話している様子も上手く表現されています。
学生優秀賞
語らい
- 撮影者
- 鈴木麻由 様
- 撮影地
- 丸森町
講 評
台風の被害を心配しておりましたが、関係者皆様の努力で見事に復興した様子に安堵しました。大きなコンバイン機を棚田の背景にバランス良く配置したことが良かったです。寛いで会話している二人の姿も見事な構図に収めた優秀作品です。
女性優秀賞
稲を守るネット
- 撮影者
- 関口洋美 様
- 撮影地
- 仙台市
講 評
防鳥ネットの手入れをしているおじさんの姿がとても良いです。こういう風景は今日あまり見かけなくなってきました。画面一杯に張られたネットが光の波を打って見えます。夕日を受けて茜色に輝く光景には感動を覚えることでしょう。立杭のばらつきも面白く、魅力ある作品です。
ふるさと賞
稲が創る景色
- 撮影者
- 田中偉郎 様
- 撮影地
- 栗原市
講 評
杭掛けに重ね自然乾燥した稲穂は美味しいと、よく耳にします。農家さんに自然と感謝の気持ちがわいてくる光景です。整然と並んだ杭掛けの存在感と美的な景色を上手く表現した秀作です。
仲間と共同作業
- 撮影者
- 石原三雄 様
- 撮影地
- 丸森町
講 評
丸森町の中山間地域では、寒くなると輪切りにした大根を串刺しにして自然乾燥します。ビニールハウスでその区分け作業をする様子を上手く撮らえています。防寒着姿やへそ大根を運ぶ仕草がとても良いです。
雪中田植
- 撮影者
- 藤島純七 様
- 撮影地
- 大崎市
講 評
雪中田植は、小正月の豊作を祈願する行事と思っていましたが、女性の正月ともいわれていることは知りませんでした。若い女性が祈願している珍しい伝統行事、子供たちの仕草が自然体で、カメラ視線を感じさせない撮り方が良かったです。里山や田園の雪景色もとても綺麗に表現されています。
入選
メガネ橋が架かる頃
- 撮影者
- 齋藤吉信 様
- 撮影地
- 角田市
作柄占い
- 撮影者
- 木村文武 様
- 撮影地
- 涌谷町
最高の田んぼ道
- 撮影者
- 佐々木均 様
- 撮影地
- 多賀城市
農美里
- 撮影者
- 行成光春 様
- 撮影地
- 白石市
飛翔
- 撮影者
- 卯花莉絵 様
- 撮影地
- 大河原町
