第6回 みやぎのふるさと農美里フォトコンテスト入賞作品
「みやぎのふるさと農美里フォトコンテスト」は、『 みやぎの農村の美しい景観・伝統行事・暮らしを再発見 』することを目的に『 農村の美しい景観 』『 農村での伝統行事 』『 農村での暮らし 』をテーマとしてフォトコンテストを開催しています。第6回みやぎのふるさと農美里フォトコンテストでは、県内外各地から70名の方々より116点の作品を応募いただきました。
審査会は、平成31年2月13日(水)に宮城県土地改良会館5階大会議室で開催し、宮城県写真連盟会長を含む4人の審査員による厳正な審査の結果、宮城県知事賞1点、宮城県中山間地域活性化推進協議会長賞1点、水土里ネットみやぎ会長賞1点、学生優秀賞1点、女性優秀賞1点、ふるさと賞3点、入選5点の入賞作品を決定しました。
- 【第6回みやぎのふるさと農美里フォトコンテスト審査会風景】
入賞作品
宮城県知事賞
夕照
- 撮影者
- 松元 澄夫 様
- 撮影地
- 大崎市
講 評
蕪栗沼は渡り鳥の飛来地として全国的に有名です。撮影者は、この周辺地域を良く知りつくしている感じがします。広大な敷地に置かれた牧草ロールの遠近感を上手な構図で決めており、牧草ロールの片隅に夕日を被らせたことにより、放射状に拡散した光線がとても綺麗に表現されています。蕪栗沼に帰ってきた白鳥を待ちうけていたかのように見事に撮らえた最高の作品です。
宮城県中山間地域活性化推進協議会長賞
伝統を絶やさず
- 撮影者
- 石原 三雄 様
- 撮影地
- 丸森町
講 評
真冬の厳しい中、筆甫地区の主婦達が輪切りにした大根を一つずつ丁寧に串に刺し、寒風干しをしている様子を見事に表現しています。庭は白銀の世界、本当に寒そうな作業光景で、たくさんの干し大根と働く女性の姿を上手く撮らえた優秀作品です。
水土里ネットみやぎ会長賞
大名行列
- 撮影者
- 髙橋 洋輔 様
- 撮影地
- 七ヶ宿町
講 評
爽やかな季節を感じる緑色に包まれた里山と田園光景、とても清々しく気持ちがいい作品です。大勢の人々が参加して、のどかに歩いている様子が「農美里フォトコンテスト」のイメージに近い感じがしました。
学生優秀賞
朝仕事
- 撮影者
- 三神 日和 様
- 撮影地
- 大崎市
講 評
朝日を浴びながら、畑で栽培した野菜を丁寧に摘み取っているおばあちゃんの真剣な表情が輝いて見えます。竹籠が手前に映っていることで構図がよく、農作業の雰囲気が伝わってくる素晴らしい作品です。
女性優秀賞
晩秋の鬼首
- 撮影者
- 斎藤 やす子 様
- 撮影地
- 大崎市
講 評
鬼首地方に立ちこめた秋もやの情景を上手く撮らえた幻想的な写真です。稲刈りが終わった農村と冬に向かう山並みの風景が見事に表現された作品です。
ふるさと賞
水と渡り鳥
- 撮影者
- 千葉 保幸 様
- 撮影地
- 栗原市
講 評
朝日が昇る頃、伊豆沼から一斉に飛び立つガンの群れを、見事に撮らえています。さらに、朝焼けした空が水面に赤く映り、朝の伊豆沼の光景を上手く表現した、とても美しい作品です。
神輿渡御
- 撮影者
- 村上 勇一郎 様
- 撮影地
- 仙台市
講 評
賑やかで盛大な神輿渡御が行われた春の坪沼八幡神社例大祭。太鼓橋を渡る白い衣の男達、神輿担ぎの勇壮な姿にとても魅力を感じました。満開の桜の花もきれいに咲いて、まとまった構図で表現された秀作です。
お田植日和
- 撮影者
- 渡辺 和哉 様
- 撮影地
- 仙台市
講 評
田植祭に参加した、早乙女姿の可愛らしい子供達。爽快な青空に恵まれ、田んぼには植えたばかりの苗が見えます。イベント終了後の記念撮影で、楽しそうに飛び跳ねる二人の明るい表情がとても素敵な作品です。